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NLP タイプ別コミュニケーションの取り方

このレポートでは下記の内容について記載しました。
= 目次=

1.NLPで自分を知り、相手を知る

2.アイ・アクセシング・キュー(Eye Accessing Cue)

3.優先代表システム

4.各代表システムの特徴 V-視覚優位型 A-聴覚優位型 K-体感覚優位型 D-デジタル型

5.自分の優先代表システム

6.V・A・K・D、それぞれのタイプの具体的な特徴

7.タイプ別効果的アプローチ
1.NLPで自分を知り、相手を知る
気になる相手が、どんなことを好み、どんなことを大切に思い、どんなことを 考えているのかが分かったら素敵だと思いませんか? 前記事の中で、NLPの代表的な テクニックの一つであるキャリブレーション(観察)についてご説明しました。 このレポートから読まれる方のために、最初にちょっと復習しておきましょう。
キャリブレーション(Calibration)とは、相手の雰囲気や言動を注意深く観察
することでした。学術的な言い方をすると他人の無意識的、非言語的反応を理
解する過程のことになります。具体的には、相手の顔色・息遣いといった生理 的な反応や、表情・視線、口調やジェスチャーなどに気をつけてみることです。
このレポートでは、そのキャリブレーションの具体的な方法をご説明して行き たいと思います。相手のどういったポイントを観察すればいいのか、そしてそ の結果からどのようなことが分かるのか。さらにはその観察結果を、相手と良 い関係を築き、それを続けて行くためにどのように活かして行けばいいのかを 考えてみましょう。
2.アイ・アクセシング・キュー(Eye Accessing Cue)
さて、昔から「目は口ほどにものを言う」ということわざがありますが、心理 学的にいってもこれは正しいようです。つまり、人の眼の動きを観察すれば、 人の意識を読むことができるのです。 NLPでは、アイ・アクセシング・キューと呼びます。目の動きの手がかりとい った意味になるでしょうか。皆さんも、無意識に目を上下左右に動かしている かとおもいますが、その動きには意味があるのです。 原則として、NLPでは視線の向きを 右-未来・未体験、左-過去・既知 上-具体的・映像的、下-内面的・感覚的 と意味付けています。
たとえば、相手の視線が左上を向いたとしたら、その相手は「この前、彼女ど んな服を着てたっけ?」といった、過去の具体的なことを考えています。「今 年の誕生日プレゼントは何が欲しい?」と聞かれたら、あなたの目はどんな反 応を示しましたか?私の場合は、「えぇと…」という感じで、まず上を向きま した。 自分の欲しい品物という具体的なイメージを探そうとしていたからでしょう。 反省したり、悩んでいるときには、自分の内面との対話になることが多いため、 視線は自ずと下を向くと思います。
このアイ・アクセシング・キューで一番印象に残っているのが、ちょっと古い 話になりますが、和歌山の毒入りカレー事件のときのことです。あのM 被告は、 当時はまだ容疑者ですらありませんでしたが、自分からマスコミの前に姿を現 しては、インタビューなどにも積極的に応じていました。お祭りで振舞うカレ の調理を手伝ったというM被告に、インタビュアーがその時の状況を尋ねたとこ ろ、M被告はしばらく右上に視線をやってから答え始めました。
これを見て、私は瞬間的にウソをつこうとしていると思いました。視線が右の 上、つまり実際に体験していないイメージを求める方向だったからです。過去 の実体験を思い出そうとしていたなら、眼は左上側を向くはずです。後日、彼 女が逮捕されたというニュースに接して、あらためてアイ・アクセシング・キ ューの奥深さに感じ入った体験でした。 相手に何か質問をしたときに相手が右上を見やったら、事実とは違う、あるい は実際には体験していないイメージやストーリー、すなわちウソを模索してい る可能性ありで要注意?ということでしょうか。このように、相手の視線に注 意することで、ある程度相手の考えていることが分かるようになります。
ただし、このアイ・アクセシング・キューは誰にでもズバリこのまま当てはま るものではありません。たとえば、右利きか左利きかで違う場合もあります。 あくまでも、上記のような傾向が強いというだけにすぎません。中には全く目 が動かない人や、どんな場合でも上を向く人など、異なったパターンの人もい ます。
相手をよくキャリブレーションすることでその違いの癖を見つけておくことが 必要です。 皆さんも周りの人を観察したり、自分自身がいろいろなことを考えているとき の目の動きに注意してみると、いろいろと面白いことに気づかれることでしょ う。
3.優先代表システム
私たちは、日常的に風景や映像を目にし、音楽や雑音を耳にし、その他にも臭 いや味など様々な外部からの情報や刺激を受けて生活しています。こうした情 報や刺激を、私たちの脳が受止めて、整理・記憶し、後に再現する際、幾つか の特徴的なタイプがあるといわれています。 私たちは「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」の、いわゆる“五感”を 通じて外部世界の出来事や情報を認識していますが、それらを脳を介して処理・ 再生する回路には、大別すると「視覚」(Visual)、「聴覚」(Auditory)、「体感覚 (味覚・嗅覚・触覚)」(Kinesthetic)の3系統があります。

これをNLPでは代表 システムと呼びます。これらの3系統のうち、人によって良く使われるシステ ム、良く発達したシステムが異なります。つまり、視覚優位な人、聴覚優位な 人、体感覚優位な人がいるのです。その人の3つの代表システムのうち、一番 優るシステムを、優先代表システムといいます。
同じ経験をしても、それを記憶する際、またその記憶を呼び戻す際、その処理 や再生のプロセスには幾つかのパターンがあります。画像やイメージに頼る人、 音声的な情報や振動・共鳴などの刺激を手がかりにする人、身体の内外の反応 や感覚的な刺激をきっかけにする人など、人それぞれです。 たとえば、あなたが「マクドナルド」と言われて真っ先に思い浮かべるものは 何でしょう?マクドナルドのロゴマークやお店の外観などですか。それとも、 店員さんの挨拶やオーダーを通す声、お店のにぎわいでしょうか。あるいは、 お気に入りメニューにかぶりついたときの歯ごたえやツバが湧いてくる感じだ ったり、コーヒーの香りを思い出しましたか?
ロゴマークやお店の外観などのイメージ的なものが浮かんだ方は「視覚型」、 店員さんの声やお店のにぎわいなど音声的なものを思い浮かべた方は「聴覚型」、 歯ごたえやツバがたまる感じ、コーヒーの香りを思い出した方は「体感覚型」 がそれぞれ優位だということになります。
同じ経験をした仲間同士が後日思い出話をしても、それぞれの思い出のポイン トがズレていて、同じ経験の話をしているとは思えなかったなどということは ありませんか?それは、各人の優先代表システムが異なっていることから起こ るのです。
一つおことわりしておきたいのは、優先代表システムといっても、一人の人は その一つの代表システムだけを使っているわけではありません。あくまで3つ の代表システムがあって、脳の中でそれらを常時働かせて情報や刺激を処理・ 再生しているのです。ですから、ときには体感覚と視覚が同時に働く場合もあ ったりします。たとえば、暗闇の中にいるときには、聴覚がたいへん敏感にな るように、状況に応じて優先代表システムが交代する場合もあります。優先代 表システムとはあくまで、その人の3つの代表システムを概観した中で、基本 的にその他の代表システムより優先しているという意味です。
さらに、NLPは1970年代初頭から行われてきましたが、その後の心理学や脳 の研究の進展にともなって進化しています。今では、従来の3つの_代表システ ムに加えて「デジタル型」という新しいタイプが加えられています。 各代表システムは、それぞれのアルファベットの頭文字を取って、視覚型-V、 聴覚型-A、体感覚型-K、デジタル型-Dと呼びます。
デジタル型も含めた各代表システムの特徴についてはこれから順にお話して 行きますが、相手の優先代表システムがどれかわかれば、相手への効果的なア プローチやコミュニケーションがラクにできるようになります。
4.各代表システムの特徴
V-視覚優位型
「視覚型」が優先のVタイプの人は、経験や物事をヴィジュアルに画像的に捉 え、処理しようとします。何より「見える」ことが大事。当然、人にどう「見 える」か、いわゆる見た目もこだわりがあります。記憶するときも、イメージ に関連づけて覚えます。視覚は、受けた刺激を一瞬で処理する感覚器官なので、 思考や反応も速くなります。そのため、話すスピードや動作も早いことが多い のです。
A-聴覚優位型
「聴覚型」が優位のAタイプの人は、音声や振動・反響など耳を介した情報や 刺激で物事を認識しています。また、耳は平衡感覚をつかさどる器官でもある ので、体の位置などのバランスにもこだわりがあります。記憶する時も聞いて 覚えたり、読みながら音と関連づけて覚えたりします。音声情報の処理は、一 瞬で行われる視覚よりも時間がかかります。しかし、バランス感覚については 瞬時に反応が起こります。ですので、このタイプの思考や反応は、V型とこの後 説明するK型のあいだ、ただし自分のこだわりの部分については即決となります。
K-体感覚優位型
「体感覚型」が優位のKタイプの人は、体の内外に感じる刺激や変化で物事を 認識します。触感をとても大事にしまので、肌触りや着心地にこだわりが強い のです。記憶するときも、紙に書いたり、身体を動かしながら覚えたりします。 一緒に何かをするといった、経験を共有することが大好きです。認識スピード は、体の反応を感じてからが基本なのでVやAより時間がかかります。話すス ピードや動作もじっくりになります。
D-デジタル型
「デジタル型」が優位のDタイプの人は、Yes or Noとか1か2かといった機 械的な認識法が特徴です。「理」にかなっているかどうか、「意味」があるか どうかが物事を認識する基準になります。つまり、とてもラディカルでクリテ ィカルです。この「デジタル型」は1つの独立したタイプというより、V.A. Kのいずれかと合わせて持っている場合がほとんどです。そのため、V・A・ Kのいずれかの特徴を同時に備えていることが多くなります。 各タイプの特徴はおよそお分かりいただけたでしょうか?皆さんもご自分が どのタイプか、およそ当たりがついたのではないかと思います。でも、自分が どのタイプなのか気になりますよネ。そこで、次はあなた自身のタイプを見極 める簡単なテストをしてみましょう。
5.自分の優先代表システム
さて、いよいよ質問です。 ☆「海」と聞いて、何を思い浮かべますか? 青い海、青い空を飛ぶ白いカモメ、やしの木、ハイビスカスやブーゲンビリア などの熱帯の派手な色の花…。日光浴している自分や人々の姿、波間のサーフ ァー、強い陽射し…。 このように色彩や映像が浮かんだあなたは「視覚型」Vタイプです。
海鳥の泣き声、寄せては返す波の音、ビーチの人ごみのザワメキ、砂のキュッ キュッときしむ音…。 このように、音声が浮かんだら、その人は「聴覚型」Aタイプです。 足の裏に感じた熱い砂の感覚、ジワッと汗がにじんでくる気配、海の水の塩辛 さ、日に焼けた肌のヒリヒリした感じ、海風の体にまとわりつくネットリした 感じ…。 このような、身体の内外の感覚を思い浮かべたあなたは、「体感覚型」Kタイ プ。 陽射しが強なぁ、夏だからな。日焼けに気をつけなくちゃ。人が大勢で混んで いるな。 などと、単純な事象ではなく、意味を持たせた連想が浮かんでくるのが「デジ タル型」Dタイプです。 さて、あなたはどのタイプでしたか?人によっては、幾つかのタイプを兼ね備 えている場合もあります。ちなみに、私は典型的な「視覚型」Vタイプです。
Aタイプ・Dタイプは比較的少なく、V・Kタイプが一般的に多いようです。 特に日本人には、一緒に何かをすることに意義を見出すKタイプが多いと言わ れています。何だか、国民性まで分かって面白いですね。 この質問を、あなたの気になるあの人にしてみたら…。楽しみですネ。 次は、各タイプのもっと具体的な特徴を見てみましょう。
6.V・A・K・D、それぞれのタイプの具体的な特徴
ここでは、服の選び方や仕草、言葉使いや動作などに表れる各タイプの特徴に ついて考えてみましょう。相手がどのタイプなのか判断するうえで、とても役 に立つことと思います。
《視覚(V)タイプ》
・イメージを使うのが得意なので「たとえ」話が得意で説明上手。 ・話すとき身振り・手振りが多い。相手が良く見える位置が好き。 ・カラフルなものやキラキラしたものが好き ・外見に心を動かされやすい。何かを選ぶときも、見た目重視。いわゆる「メ ンクイ」 ・声は比較的高めでハッキリ ・結構、オシャレで身なりをきちんとしている ・話すスピードや反応も速い ・地図が読める、通販でモノを買うことにこだわりが無い ・クドクド説明されるより、1枚のパンフレット
《聴覚(A)タイプ》
・相手の声の調子や言葉に反応しやすい ・無意識に身体を斜めにして耳を相手に向けている ・音に敏感なのでうるさいのは苦手、騒音が嫌い ・一つ一つの音の反響を確認しながら明瞭な声で、滑らかに話す ・電話で話すのが好き。もちろん音楽は大好き。 ・服装や品物の好みなどに独特のこだわりがあり、ユニーク。たまに行過ぎる ことも ・腕組みをする ・納得するまで説明してもらい、充分な質疑応答も必要 ・ 自分の事を「言ってもらう」のが快感
・話すスピードや動作はVとKの間、本能的な反応は速い。独り言を言うこと も。 ・ヒューヒュー、ざわざわ、シーンなど擬音語をよく使う
《体感覚(K)タイプ》
・人と一緒に経験を共有するのが好き。体育会系などに多い ・比較的低めの声で落ち着いた話し方 ・自分や相手の身体に触れながら話したりする ・何かを選ぶときは、触感・着心地・肌触り・重量感など感覚重視 ・ふわふわしたものや柔らかいもの、肌触りのいいものが好き ・自分の身体の内外の感覚や反応を確認しながら考え・行動するので、じっく り・慎重型 ・自分の経験を基に思考する。判断は感覚的。 ・話すスピードや動作はゆっくり ・ふわふわ、ほくほく、さらさら、つるつる、ぬくもりといった感覚語をよく 使う
《デジタル聴覚(D)タイプ》
・理由や意味が大事で、それがないと動きが鈍る ・長く複雑な文で話すが論理的。 ・難しい言葉をよく使い、理屈が好き。行過ぎると理屈っぽい。 ・何かを選ぶときには、機能性重視。 ・何人かでいるときも、独りの世界に入ってしまう ・キーワードは理解、意味、認識、機能、理論 これで皆さんの気になる相手のタイプも分かったかと思います。では、次はそ れぞれのタイプへの効果的なアプローチ法を考えてみましょう。
7.タイプ別効果的アプローチ
まず、一つ事例を見てみましょう。 【事例】 A さんがBさんに図書館ヘの行き方をたずねています。 A さん: 「図書館に行きたいのですが…?」 B さん: 「図書館だったらこの道を真っ直ぐ行って、あそこに見える2 つ目の信号を右に曲がります。その先の消防署の角を右に曲がったら100m ぐらい先にあります。
A さん: 「ご親切にありがとうございました。」 とAさん、いったんは了解したようでしたが、表情はさえません。Bさんに言わ れた方向にとりあえずは歩き始めましたが、足取りは重く、何か考えているよ うです。 A さん、今度は少し歩いたところで、C さんにもう一度図書館への行き方を聞 いています。 A さん: 「図書館はどちらでしょうか? 」 C さん: 「図書館ですね。」 C さんはそう答えると、手持ちのメモ帳を取り出して、地図と目印を簡単に書 きました。それまで不安げだったA さんは、その地図を見て、 A さん: 「ありがとうございます!よくわかりました!」 と言って、スタスタと歩いていきました。 この場合、A さんは視覚を優位に使っている人だったので、せっかくB さん が丁寧に言葉(聴覚)で説明してくれても、あまり頭に入らなかったのです。 ところが、C さんは視覚にうったえる地図を書いてくれたので、スンナリ理解 できたというわけです。
このように、せっかくの好意も相手のタイプに合わない形だと役に立ちません。 ここまでこのレポートを読んでいらした皆さんは、それぞれ気になる相手がど のタイプかは分かっていらっしゃることと思います。そこで、これから各タイ プに有効なアプローチの方法についてご説明して行きましょう。
《視覚(V)タイプ》
まずこのタイプですが、「見た目重視」だと言いました。「あれ、困った。自 分はイケメンじゃないし、無理なのか…。」と思われた方もいることと思いま す。 でも、大丈夫。 Vタイプは、「目で見ることのできるもの」が好きなのです。そうです。今は メールがあります。直接会わなくとも、メールを遣り取りすることで、そこに 書かれた言葉をたよりにアプローチする方法があるのです。 携帯やパソコンのメールは無機的で(もちろんデコメなどもありますが、ヤリ 過ぎると???ですよネ)情緒がないので、ヒトヒネリするなら昔ながらの手紙が このタイプにはとても効果的です。封書でもいいですが、絵ハガキとか。とに かくイメージタイプですので、色や柄にこだわって選びましょう。
携帯やパソコンメールなら、文章にこるより写メで風景や写真など送る方が好 印象。 うまくデートに誘えたら(誘い方は前作の「相手を惹きつけるNLPテクニッ ク」を参考にしてください)、出かける場所選びも大切です。このタイプは、 何度も言いますが「見た目」を気にするので、あまりクダケない場所がよいで しょう。つまり、相手が少しオメカシして来られるような場所と考えてくださ い。このタイプ、スポーツなど体を動かすことが嫌いというわけではありませ んが、汗をかいたり泥まみれになったりしたところを人に見られるのはイヤな のです。 何かプレゼントをするなら、「見る」ことが好きですから、食べ物などの消え モノよりも、長く見て、楽しんでもらえるものを選ぶのことがポイントです。 カラフルなもの、キラキラしたものが好きですから、絵やポスター、写真、画 集や写真集、センスの良い花束などが良いと思います。 相手を喜ばせるには、このタイプの人はオシャレで、身に付ける品にも気を配 っていますので、その辺りを褒めてあげればOKです。「服やブランドのこと なんか、よくわからない」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、大丈夫。 「きれいな色の服だね」とか「ステキなデザインの時計してるね」程度で充分 です。 これなら、簡単ですよネ。
雰囲気を盛り上げたなら、ひたすら「イメージ」にこだわりましょう。ムード を演出してください。素敵なインテリアの部屋とか、ロマンティックな風景な どに、このタイプはとても弱いのです。
《聴覚(A)タイプ》
このタイプは「音声」刺激を重視していますから、スグに思いつくアプローチ 法としては「電話」でしょう。声でつながっていることが、このタイプにとっ てはとても心地よいし安心なのです。電話、上手に活用しましょう。 また、自分の事を言ってもらうことが好きなので、会話ではおおいに相手の話 題で盛り上げましょう。これは、相手に話させるということではなくて、相手 に関連する話題を重点的に取り上げるという意味です。褒めなくともかまいま せん。 「あの時、君はああ言った、こんなことをした」など、とにかく話の流れを相 手のことから離さないように。
ただし、相手はあなたの声の調子や口調に反応しやすいので、相手との会話に 集中してくださいネ。気がそれたりしたら、スグに分かってしまいます。でも 逆にいえば、あなたが熱く語れば、相手もそれに乗ってきてくれるとも言える わけですから、普段から耳ざわりのいいフレーズや語感のきれいな言葉などに 気をつけているといいでしょう。 このタイプの相手とデートするなら、音声的な要素ははずせませんが、反面音 に敏感なだけに騒がしい場所などはXです。静かに音楽の聞ける場所、美しい 風景の中をドライブしながらとか、美しい風景を楽しめる場所に車を停めて、 相手の好きな音楽を聴いたりするのが良いのではないでしょうか。もっと親し くなれたら、どちらかの部屋でもいいですネ。
何かプレゼントをするなら、このタイプは品物などに対して独特のこだわりや ユニークな好みをもっていることが多いので、まずそれを把握することです。 相手のそのこだわり に適った品物などを選ぶことが一番大切です。また、そのこだわりを褒めてあ げれば、とても上機嫌になります。このタイプと上手につきあうには、相手を よく観察し、相手のこだわりを見つけることです。 雰囲気を盛り上げたいなら、上手な音の演出を。耳元での甘いささやきも、も ちろん忘れずに。
《体感覚(K)タイプ》
このタイプは、経験を共有することで親しみを感じる、体育会系的なノリを持 っています。たとえば、運動して心臓がドキドキする感じや、仕事をやり終え たときの達成感などを共有するなど、何かを一緒にすることが大切です。 この点ラクなのは、最初から二人きりになる必要がないことです。グループ単 位で何かの活動をするとか、スポーツなどのサークルなどなら相手を誘うのも そんなに難しくないでしょう。
また、無意識に自分や相手の身体に触れたりするので、相手に近い場所にいる ようにすると、前作のレポート「NLPで相手を惹きつける」で述べたミラー リングのテクニックを使って親密さを深めることも可能です。 このタイプの相手とデートするなら、「経験共有」重視ですから、たとえば遊 園地やスポーツ観戦、スポーツや山登りなどがいいでしょう。プレゼントする なら、触感・肌触りのよいもの、それから香りの良いもの。ぬいぐるみとかが 好きな人も、このタイプに案外多いようです。
相手を褒めるには、経験共有型ですから、「一緒でうれしかった・楽しかった」 が基本です。「君がいてくれたから…」「あなたと一緒だったから…」がキー・ フレーズでしょうか。ただ、一緒にいてナンボですから、遠恋や相手と会える 機会が少ない場合には相当工夫が必要になるのもこのタイプです。 雰囲気をもりあげたければ、なにしろ「体感覚型」ですから、官能をくすぐり ましょう。良い香りや適度な身体的接触が効果的です。親しくなると、おおっ ぴらにベタベタできるようになるかもしれません。
《デジタル聴覚(D)タイプ》
このタイプは、「理由」と「意味」が大事ですので、何につけ相手に「理由」 と「意味」を納得してもらうことが一番大切です。 なぜ好きなのかも、どこがどういう風にと具体的に説明しないと理解してもら えません。デートにしても、プレゼントにしてもそれぞれ意味付けが必要です。 また、独りの世界を大事にしているので、その辺りもうまく見はからわなくて はいけません。 Dタイプだけという人は、ごくマレです。このタイプは、ほかの3つのタイプ の特徴も備えていることが多いので、Dタイプの特徴にとらわれず、細かく観 察してみましょう。
さて、今回はNLPの中で、脳を介しての情報処理方法のタイプの違いに着目 して、各タイプの特徴と、それぞれに適したアプローチを考えてみました。 このレポートを読まれたことで、あなたのこれからの日々や人生がより豊かで 素敵なものとなりますよう、お祈りしております。

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